Iさんは30代のご夫婦でお子さんがふたりの4人家族。上のお子さんが小学校に上がる前に家を買いたいと中古住宅を探していました。決め手がないまま迷っていた時にじゅうmado岡崎を知り、ご相談に。
家は必ず買うもの。そう思い込んでいたように思います。
中古住宅を買おうかと物件を探していて、買うならインスペクション(住宅診断)が必要だろうとWEBで探していたところ、じゅうmado岡崎が対応できると知って電話をしました。中古住宅というのは見えない部分も多いので、安心して買うために知識を高めたいという思いもありました。
なぜ、中古住宅を選択していたかですが、私は長男なのでいつかは実家に帰るのではないかと思っていましたし、親にもそんな風に言われて育ってきたので、それなら買うにしてもそんなに高いものは買いたくない・・・だったら中古住宅・・・という判断をしていた時期です。息子も小学校に上がるので、それまでには自分たちの家がほしいとも考えていました。ところが、相談に来てみて、話を聞いていくうちに、家探しよりももっと先に自分たちがどう暮らしていきたいかを考えることが必要だとわかり中古住宅探しは中断し、ライフプランに取り組むことにしました。
自分たちの生活なのに知らないことだらけ。家さえ買えば、何かが変わるような気がしていました。
中古住宅を探していたときも、どうしても最後に判断がつかないということがありました。今考えれば、お金の計算は適当だったし、自分たちがどう暮らしていきたいのかもわからずにいたので、すごくふわふわした状態だったと思います。家さえ買えば何かが変わるような気がしていたのかも知れません。でも現実には何も変わらなかっただろうし、それよりもお金はもちろん、自分たちの暮らしの整理整頓が必要だったんだなと今では思います。
ライフプランをやってみて、貯めるべきお金に“名前”がついたので、これからは楽しみながら上手に使えそうです
「ライフプランに取り組みはじめてまず思ったのは、私は何をしていたんだろう?ということ。自分たちの暮らしなのに、知らないことだらけ。そして、衝撃的だったのは貯蓄についてですね。節約型で貯めなきゃ、貯めなきゃと思ばかり思っていましたが、何のためにどれぐらい必要なのかだから貯めるという部分が抜けていて・・・とにかく貯めなきゃいけない、使う時にはいつも後ろめたい・・・という感じでした。今回相談してみてわかったのは、暮らしを楽しむために貯めるお金もあるし、それを上手に使うことも大切なんだということでした。これは何に使うお金かという“名前”がお金についたことで使うのも貯めるのも楽しみながらできるようになってきたと思います。」(奥さま)
長男長女の夫婦で、よく言えば調整がうまく出来る、悪く言えば自分がない。自分のために、自分の家族のためにということを考えることが出来ました。
実はライフプランをやってみた結果、家を買うのはまだかなと思っています。自分たちは長男長女の夫婦でいつもなんとなく「いい子枠」に収まっている。いつも誰かの思惑を感じながら、常に期待に応えよう・・・なんてことを思っていてそれが窮屈だったんだなと気づきました。アドバイザーの永谷さんは私たちの親世代のこともわかってくれるし、自分たちの世代のこともよくわかってくれていたので、とても話しやすく、いろいろな気づきがもらえました。そして、誰かの思惑とは別に自分たちのためだけに何をしたいのかをやっと考えることができたと思っています。家族が楽しく毎日を過ごし、ごはんをおいしく食べられて、家族のための何かに使えるお金があって、家族が一つの輪になって・・・・。働くことも楽しむような暮らしがしたいんだなとはっきりしました。半年前の自分たちとは大違いですね。今の方がずっと家族そのものを楽しめていると思います。ありがとうございました。