ライフプラン作成講座に来ていただいたA様。
◆仕事に復帰すべき?
現在の状況をお伺いすると仕事復帰しようかどうか迷われている。とのこと。
2人のお子さんと過ごす時間が楽しくなってきて、手を離すのはさみしい気もするけれど、せっかくの仕事を手放すのにも勇気がいる。
やめても大丈夫なのか確認したい!と、ライフプランを自分で作ってみる講座に参加されました。
◆ライフプランの結果は…
実際に作業をすること約1時間。出来上がったプランを見ると、ご主人の収入だけでも暮らしていけなくはない状況。
となると、正社員でなくてパートでも…とか、おもいきって専業主婦もありかな。なんてお話をしていると、Sさんから出た言葉は
「でも、自分で稼いだお金がないということも不安だし、主人がお金を管理しているので、お小遣い制になってしまうと自分の自由がなくなる。」
とのこと。作る前にお話しされていた世帯全体の収入の不安とはまた違うおはなしをされていました。
◆生活していけないわけではないけれど…
ライフプランの数字上は専業主婦になれても、「自分の稼ぎがないと不安」いう感情的な問題が今度はでてきました。
これは、ライフプランだけでは解決できない問題です。ご主人の稼ぎのなかから奥様の自由にさせてもらうお金を作れるよう話ができればいいのですが、なかなかそう簡単にはいかないご様子でした。
ご主人は奥様に専業主婦を望まれているようなので、奥様の正直な「専業主婦になるのもいいけど、自分の自由になるお金は欲しい」という気持ちをお伝えして、話し合ってみるのが第一歩では。とお話させていただきましたが、どんな決断をされるのでしょうか。
◆出てくる言葉は同じでも、悩みは千差万別
このように、仕事復帰について悩まれる方は多いですが、「復帰しようかどうかまよう」という言葉の中には実に多様な問題があり、それぞれいろんな事情があるなあ。と毎回感じています。
こういった悩みは、簡単に解決することではありませんが、今回のA様も、講座の初めは、将来に対してすごく不安な表情をされていましたが、講座の最後には、少し見通しが立ち、仕事についてもそんなに必死でしがみつかなくても大丈夫!と分かり、表情が明るくなったように見え、私も少し安心しました。
◆ライフプランを作ることで見えるもの
ライフプランを作ることが、問題の解決になることもあれば、今回のように自分の悩みの本質に気づくヒントや夫婦で話し合うきっかけになることもしばしば。
でも、何にもせずにただただ悩んだり、夫婦で感情的になってしまうよりは、ずっと前進できたのではと思います。
何よりも、「自分で決めるしかないんですよね。」と、帰り際にAさんがおっしゃっていたのが印象的でした。
さあ、A様はどんな決断をされるのかなあと思いつつ、どんな決断でも自分の決断を信じて前向きに暮らしていって下せればと思います。
次回の「ライフプランを見よう!作ろう!」講座は4/12(金)詳細とお申し込みはこちら↓
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じゅうmado アドバイザー 石原 空子
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